オリキャラさんに突撃取材! 蒼嗣克也編

質 問 時 期 = 第 3 章 開 始 時  インタビュアー = 利由 尚吾

 利由「皆様こんにちはー!今日は皆様が知りたいと常々思っているはずの蒼嗣克也くんの秘密にどどーんと迫ってみたいと思います。ちなみにインタビュアーは、彼のことなら何でもまかせなさいという、ワタクシ利由尚吾でございます!」
 克也「なんなんだ、その妙なテンションは・・・・・・」
 利由「いやあ、滅多にない貴重な機会だからさ!」
 克也「・・・・・・別に知りたいと思うやつも珍しいと思うけどな・・・・・・」
 利由「そうかなー?・・・きっとおまえの愛しい人も知りたいと思ってるよ?どこかで聞いてるかも・・・(笑)」
 克也「・・・・・・勝手にしろ。」
 利由「なんだかんだいって、誰かさんには弱いよなあ(笑)」

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01.貴方のお名前とその由来は?

 利由「じゃあ、スタート!まずはおまえの名前とその由来だってさ」
 克也「・・・・・・この時点で知らない人もいないと思うけど」
 利由「それをあえておまえの口から言わせたいんだろ。つべこべいわずにさっさと答えろ」
 克也「(かなり不満げ)・・・・・・蒼嗣克也。」
 利由「あとは、名前の由来だよ」
 克也「知るか、そんなもん」
 利由「おまえ聞いたことないのか?」
 克也「名前のことを考えると思い出したくないことばかり頭に浮かんで頭が痛くなる・・・・・・。」
 利由「・・・・・・まあなあ・・・・・・分からなくもないけどな・・・・・・。・・・・・・とりあえず次行こうか」

02.性別、生年月日、年齢、血液型は?

 利由「性別は」
 克也「女」
 利由「あほか!こんな時に冗談がいえるなんておまえとしちゃ上出来だ!・・・けどな、それでもし見てる人たちが誤解したら、いろいろとおかしなことになるだろ!」
 克也「いや、おまえがいつも『たまには冗談ぐらい言え。お笑い番組を見ろ』ってうるさいから、少しはがんばろうと思って。」
 利由「・・・・・・本気でいってんのか(汗)」
 克也「冗談だよ(笑)。・・・生まれてこのかた一度も女だと思ったことはないし言われたこともないな・・・」
 利由「その分かりづらい言い回しやめろよ・・・(汗)」
 
 利由「・・・さ!気を取り直して今度は生年月日」
 克也「某年某月某日」
 利由「ばかにしとんのか」
 克也「7月7日ともいう」
 利由「だから、その分かりづらい言い回しやめろって・・・・・・」

 利由「------まあいいか。じゃあ年齢は。」
 克也「18だっけ?」
 利由「俺に聞いてどうするよ」
 克也「いや、最近よく頭が混乱してさ・・・・・・」
 利由「おまえは・・・ボケ老人か」
 克也「留年したりしてるからね・・・・・・」
 利由「ははは・・・・・・笑えるような笑えないような。」

  (沈黙)

 利由「で、血液型」
 克也「A型らしい」
 利由「やっとまともに答えたな?でも、なんだその『らしい』ってのは」
 克也「ちゃんと調べてないから」
 利由「はっきりとは分からないって訳か。でも、子供の時からおまえAって言ってたよな」
 克也「なんでだろう?」
 利由「誰かに聞いてたんだろ」
 克也「・・・・・・そうか。」
 利由「他人事みたいに感心するなよ・・・(苦笑)」

03.出身、家族構成は? ご職業などあればそれもどうぞ。

 利由「・・・・・・またなんとなくおまえが嫌いそうな質問がきたぞ。できるだけ誠意を持って答えろよな」
 克也「・・・・・・わかった」
 利由「まずは出身と家族構成」
 克也「・・・・・・出身・・・・・・物心ついた頃には相当田舎にいたな・・・あれ、どこだったんだろう。」
 利由「・・・・・・忘れたふりしてるだろ・・・・・・」
 克也「ほんとに忘れたいからね・・・・・・」
 利由「そう言われるとつっこみどころがなくなるだろ・・・・・・」
 克也「ごめん」
 利由「いや、謝ることじゃないけど・・・・・・」

  (また沈黙)

 利由「あ、えーーーと、家族構成に行こうか」
 克也「家族・・・・・・ねえ。・・・・・・いまは尚吾たちが家族みたいなものかな。」
 利由「そうか・・・・・・。まあ、その辺についてはあえてこれ以上つっこまないよ。」
 克也「ありがとう」

  (またまた沈黙)

 利由「職業は高校生だろ」
 克也「おまえが答えてどうするよ」
 利由「ごめん」
 克也「なんだか、ちょっとさっきからお互いに謝ってばかりの妙な雰囲気になってるぞ」

04.身長、身体的特徴、服装は? 写真などがあればそれもどうぞ。

 利由「身長何センチだっけ?」
 克也「おまえより5センチ大きいぐらいかな」
 利由「俺との比較で答えるなよ・・・・・・嫌味っぽいぞ」
 克也「嫌味だよ」
 利由「・・・・・・(脱力)」
 克也「冗談だよ」
 利由「おまえが言うと冗談に聞こえない。」
 克也「そうかな?」
 利由「ま、俺が177cmだから、5センチっていうと182ぐらいってとこかな?」
 克也「たぶんそんなもんじゃないかな」
 利由「最初からそう答えろよ・・・・・・。何でおまえはいつも遠回しなんだ?」
 克也「遠回しにいってるつもりはないんだけどな・・・」
 利由「タチわりいな、おまえ。・・・・・・まだ序盤なのに質問するの疲れてきたぞ。え?、次は『身体的特徴、服装』」
 克也「特徴・・・・・・。よく分からないな。服装なら普通だと思うけど」
 利由「普通ってのが一番よくわからないんだよな。ま、いいか。」
 克也「・・・いいのか・・・?」
 利由「たぶんね」

05.長所・短所は?

 利由「・・・で、お次は・・・長所と短所。」
 克也「よく分からないな・・・」
 利由「今まで入試の面接とかで聞かれたことなかったのかよ」
 克也「聞かれた」
 利由「その時はどう言ってたんだ?」
 克也「長所は落ち着いて物事に対処できるところ。短所は頑固なところ。」
 利由「それでいいんだよ!・・・やっとまともな返事が返ってきたな」
 克也「それでよかったんだ・・・・・・」
 利由「そうだよ!」
 克也「・・・なんかウケ狙わないといけないのかと思って・・・」
 利由「・・・不必要な気を回すなよ(汗)」


06.趣味・特技などは?

 利由「趣味や特技は?だってさ」
 克也「趣味・・・・・・読書、かな。特技は・・・なんだろう?」
 利由「おまえの【特技】ねえ・・・・・・」
 克也「人並み外れた厄介な力ならあるけど・・・・・・」
 利由「特技っていわねえだろ。それ」
 克也「じゃあ、分からないなあ・・・・・・」

 (考え込む二人)


07.好き・嫌いな食べ物は?

 利由「えー、と、好きな食べ物は?」
 克也「・・・・・・特にこれが好き、というものはないな・・・・・・。あ、でもコーヒーは好きかな・・・」
 利由「嫌いな食べ物は」
 克也「・・・・・・特にない」
 利由「うそつけ!小学生の時にピーマンが食べられないと言ってたじゃないか!」
 克也「・・・そんなこともあったかな・・・・・・(笑)」


08.好きな人のタイプは? 恋人や気になる相手がいる方はそれもどうぞ。

 利由「これはおもしろい質問だぞ、ごまかさずに答えろよ?(笑)ズバリ!好きな人のタイプは!」
 克也「・・・・・・」
 利由「その話題にはふれてほしくないっていうオーラがギンギンに出てるな。・・・・・・おまえの代わりに俺が答えてやろうか?------ちまっとしてて、目のくりっとした元気で明るい女の子、ってとこかな!」
 克也「・・・・・・(笑)」
 利由「ふっふっふ。今、控えめに笑ったな?・・・・・・『ちまっ』って、当たってるだろ?(笑)」


09.自由問題(1):得意なスポーツはあるのか?

 利由「そういえばさ、お前、あまり運動してるシーン出てこないけど、結構オールマイティに運動もできるんだよな?」
 克也「そうかな?まあ、平均的にはできるけど・・・。でも、どちらかというと運動するより本を読んでる方が好きかな・・・・・・」
 利由「そこをあえて、運動の中で一番得意なものを挙げるとしたら?」
 克也「・・・・・・陸上競技、かな。短距離走とか・・・。団体競技以外」
 利由「協調性がないやつだな・・・(汗)」
 克也「人と関わるのが苦手だから・・・・・・」
 利由「一時期よくなったのになあ・・・岬ちゃんと別れてからまただめになったような気がするよなあ・・・・・・」
 克也「・・・なるべく人と関わる努力はしてる・・・・・・」

10.自分が癒しを感じる時や、至福を感じる時は?

 利由「じゃあ、お次は『自分が癒しを感じる時や、至福を感じる時』はどんな時かだって。」
 克也「・・・・・・癒し、至福・・・。・・・今は特にないような気がする・・・・・・」
 利由「『今は』ってことは前はあったんだ?」
 克也「・・・・・・。何ニヤニヤしてるんだよ・・・・・・」
 利由「いや、別に。ってか、おまえそんなに切迫した生活してるのかよ・・・。」
 克也「まあね・・・・・・」
 利由「おまえの場合、自分で自分をそういう生活に追い込んでるようなふしがあるから困ったモンだよなあ」
 克也「そうかな?」
 利由「そうだよ!」

11.何かこだわりは?

 利由「おまえ、何かこだわりはあるか?」
 克也「こだわり・・・・・・、ねえ。よく分からないな。」
 利由「そういえば、おまえ頑固だけど、何かに執着したり強く自分を主張をするってこと、意外に少ないよな。」
 克也「そうかもしれないな・・・・・・(笑)そう、育ってきちゃったから」
 
12.自由問題(2):初めてのキスは誰と?

 利由「・・・・・・んじゃ、初めてのキスについて聞いちゃおうかな・・・」
 克也「・・・お前・・・俺の古傷えぐって楽しいかよ・・・・・・」
 利由「まあまあ。あくまでもこれはインタビューだし。かるぅくかるぅく。こういう質問がないといまいち空気が重くなってな・・・(苦笑)」
 克也「絶対ヒトをおもちゃにしてるだけだろ・・・・・・」
 利由「・・・っていうか、古傷って・・・いつの傷?(笑)」
 克也「・・・・・・・・・」
 利由「お前、初キスって岬ちゃんとじゃないのか?」
 克也「・・・・・・・・・・・・」
 利由「黙るって言うことは違うのかな??(笑)」
 克也「ノーコメント、だ!!(赤面)」

13.今一番欲しいものは?

 利由「今一番ほしいものは?」
 克也「・・・・・・」
 利由「(ニヤニヤしつつ)答えられないようなモンなんだな?」
 克也「・・・あ、いや・・・・・・そういうわけじゃ・・・・・・」
 利由「少々顔が赤いぞ(笑)」
 克也「っ、違うって!!」
 利由「語るに落ちたって感じだな。・・・何が違うのかなあ??????」
 克也「????っ!・・・・・・次の質問はっ!??」
 利由「分かった分かった(笑)」

14.悩み事はありますか?

 利由「・・・・・・。あー!やだなこの質問!!なんだかお前の答えがものすごい分かる気がして!」
 克也「なんだよ?」
 利由「・・・・・・、何か悩み事はあるかって。」
 克也「悩み事だらけだな・・・・・・」
 利由「ホラな!!ぜったいそういうと思ってたよ・・・一番の悩みは恋の悩みだろ?」
 克也「いや、それは・・・・・・」
 利由「口ごもるあたりが・・・図星だな(笑)」

15.自由問題(3):貴方がこの世で一番苦手な人は?

 利由「そうそう。いつかお前に聞いてみたいと思っていたんだよなあ・・・」
 克也「何を」
 利由「お前がこの世で一番苦手な人物は誰かってこと」
 克也「それを聞いてどうする」
 利由「いや、どうもしないけど・・・単純に知りたくて。」
 克也「・・・嫌いとかなら答えやすいけど、苦手・・・となると・・・・・・、」
 利由「誰!?」
 克也「基樹かも・・・・・・(笑)」
 利由「岩永氏!?」
 克也「なんか、あの人が言うことすべて熱いから(笑)よく言うと一生懸命なんだけど・・・自分とは性質が異なるというか。・・・それに心配性で口うるさい(笑)」
 利由「うーん、アツいってのは分かるけど・・・心配性なのは、お前を前にすれば誰だってそうなると思うけどな・・・」
 克也「------そういうものかな?」
 利由「そういうもんだよ(ため息)」

16.過去「失敗した!」というエピソードと、逆に「嬉しかった!」というエピソードは?

 利由「過去に失敗したエピソードはあるか?」
 克也「失敗なら数え切れないほどあるな・・・・・・」
 利由「お前、また悩むなよ?もう過ぎたことは振り返らずに前を向いて生きろよ」
 克也「ありがとう」
 利由「じゃあ、今度は明るく!嬉しかったエピソードは」
 克也「・・・・・・・・・」
 利由「また悩んでるよこのヒトは。(ため息)」

17.貴方があと数日で死んでしまうとしたら?

 利由「これは結構笑えない質問だな・・・。あと数日で死んでしまうとしたらおまえはどうするか、ってさ。・・・・・・おまえ、気をつけてないとほんとに明日にでも死にそうだからな・・・。特に今は。」
 克也「まだ死なないよ。・・・死ねない。」
 利由「『まだ』って何だよ・・・・・・。」
 克也「・・・・・・自分からは死なないよ。誰かに殺されるかもしれないけどね(笑)」
 利由「おまえが言うとほんとに笑えねえな・・・・・・。たとえの話だよたとえの!もしも、の話!」
 克也「例え、か。・・・・・・数日とすると・・・。とりあえず謝っておくかな・・・・・・」
 利由「誰に」
 克也「おまえとか、水皇さんとか・・・竜族のみんなにも」
 利由「なんて?」
 克也「役立たずでごめん・・・守ってやれなくてごめん、って。」
 利由「何いってんだよ。」
 克也「・・・・・・もしもの話だよ(笑)」
 利由「・・・・・・『彼女』には何も言わなくていいのか?」
 克也「・・・・・・・・・・・・」
 利由「・・・・・・ごめん、・・・・・・たとえの話だったな・・・・・・。」

18.この世で一番大切なものは?

 利由「この世で一番大切なものは?・・・・・・人でもいいんだぞ?」
 克也「何を言わせたいんだよ」
 利由「おまえにとっちゃ、そういうしかないだろ」
 克也「・・・・・・」
 利由「こんな機会でもなきゃ言えねえだろ?」
 克也「・・・・・・」
 利由「・・・・・・言わないのか?」
 克也「・・・・・・・・・・・・今の自分には・・・・・・、言えない。言う資格がない。」
 利由「・・・・・・大切に『思うこと』に資格なんているかよ。もっとおまえは自分の思いに忠実に・・・どん欲になったっていいんだよ!」
 克也「ありがとう尚吾。でも、いいんだ、これで。」
 利由「そんな風にほほえまれると何も言えねえじゃないか・・・・・・バカヤロウ。」

19.自分を生み出した作者に一言!

 利由「じゃあ、あと少しだからな。適当にならずに真剣に答えろよ?」
 克也「努力するよ」
 利由「また微妙な答えを・・・・・・。『作者へひとこと』」
 克也「・・・厄介な存在だな・・・・・・。」
 利由「本当に一言だな・・・(汗)いや、ほんと、作者さん、このひねくれ者の男をなんとか幸せにしてやってくださいよ。お願いしますよ。」

20.最後に、読者の皆様へ!

 利由「じゃあ、これが最後だ。『読者の皆様へ』ひとこと!」
 克也「自分がこんな状態で申し訳ありません。でも、努力はしていくつもりなので・・・・・・見守っていてください」
 利由「・・・・・・」
 克也「どうした?」
 利由「おまえ・・・・・・今日の中で一番まともな応答だったよ・・・・・・」
 克也「やはり読者あってこそ、だからね」
 利由「確かに」

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 利由「はあ------、おわったああああ!------つかれたあああああああああああ!!!!!でも、少しは『蒼嗣克也』という人物の秘密に迫れた・・・はず・・・・・・。・・・俺はもう寝る・・・zzz」
 

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