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2012年5月30日

4章『罪の重さ(2)』更新

こんにちはー!今週分の更新です☆

毎回、更新記事にイラストをつけよう!ということで、今回二回目。

前回が岬だったということで、今回は克也です。

途中で顔の影をつけるのに失敗して、直そうとしたのになぜかできなくて、そのままにしちゃいました(涙)おかげで、何だかおどろおどろしくなっちゃった(汗)これから暑い季節に涼むのにいいかも(←おい)
お絵かきアプレット、気軽に使えるけど、難しいー(汗)これでものすごい素敵なイラスト描いてる人いるけど、どうやってるのか教えてほしい(涙)

そんなわけで(?)、来週もよろしくお願いします。


【おまけ話】

今日の昼、子供を乗せて自転車に乗っていたら、横をすうっと

『克也』が!!――いや、正確には『克也』にとても似た髪型の学生服の男の子が――

通り過ぎるではありませんか!(笑)
思わずしばらくちら見しながらゆっくり尾行走行してしまいました(←怪しいよ)

ああいう髪型の男の子って見たことなかったので、びっくりしました(苦笑)
いるんですねえ(笑)


【☆注意☆以下、ネタバレです】





人の命を奪うこととはどういうことなのか。

深いテーマです。
私自身も、このことにどう決着をつけさせるか、ものすごく悩みましたし、書き進めた今でも正直これでいいのかと不安だったりもします。

岬にとって今までは自分は『被害者』という立場だけでものを見ていました。

自分と自分の仲間のことを傷つける者(と思われる者も含め)は完全に『悪』でしかなかった。
だから、自分の親友の心を壊して植物人間にし、そして自分自身の心をもえぐった巽志朗を憎み、そして巽志朗を生み出した竜一族自体も憎んでいた。

克也が竜一族だと知った時、愛する人が憎んでいた竜一族の一人、それも頂点に立つ『長』だったということを知り、相当な葛藤があったんですよね。

けれどそれを乗り越えたことで、○○一族のナントカ、とかいう肩書きではなくて、その人自身を見つめられる素地が出来上がったと思うんです。

そこで今回のことにつながるわけです。

今までは単なる被害者として過ごしてきた。だけど岬自身は、立場を変えれば加害者であったわけです。
克也は竜一族ではあるけれど、岬の味方ですから、岬に対して直接的なことはいわないですよね。
でも、完全に客観的に見られる人物が出てきたことで、岬が今までの自分の立場を見つめ直すきっかけになります。


岬と克也がどういうところにたどり着くのか、見守っていただければと思います。

【↑ここまでネタバレ】