●この記事は別のサイトで掲載していたものを移したものです。
このシリーズは、今読み直すととてもとても深いですね(^^;)
…ここの巻の主役は誰かと考えると、忍様のような気もしますが(忍様の独白から始まるし)…でも、やはり「ディアーナ」冴子ちゃんが1番の鍵となりますよね。ここでは、それまで謎だった冴子ちゃんの正体が明らかになったりする…。(初めて読んだとき、途中で、もしかして冴子ちゃんが九那妃か!?と思わせる場面もあってはらはらさせられたことを覚えています。)忍様の妹にして妻となるべき者…。本家が狂ってる…ってことが初めて話に出てくるのもこの巻ですね。(確か)
今回、1番見ていて安心できたキャラ…それは希沙良です。彼の存在はあの状況において救いでしたね。
そして、今回の1番不幸者(笑)諒ちゃん。諒ちゃんと亮介とのやりとりが、すごく印象に残ります。お互いにすごく大事に思ってるけど、大事にし方がすれちがってばかりいて…。
それにしてもせん司の熾炎斬に3度もやられて1度死んだという…。そのあとの苦しみようもとても痛々しかったです…。いつもながら哀れ(^^;)でも生きててよかった。しかし、未だになぜ諒ちゃんは冴子がいなくなっても大丈夫で亮介がいなくなると慌てるのがなぜだかはっきりと分からない…。誰かこんな私に説明して下さる方、いらしたら、お願いします(^^;)
続きを読む "炎獄のディアーナ"